こんにちは、なまこのおやです。
ハイゴレイちゃん主催、怖~い話大会はまだまだ続いています。
ユウレイちゃん『・・・・フッ・・・・・みんなたいしたこと無いわね・・・・・。』
オンネンちゃん『・・・・・・ユウレイちゃん?・・・・・・。』
ユウレイちゃん『・・・・・ついにワタシの出番が来たようね~・・・・・・。』
ハイゴレイちゃん『・・・・・・何?ユウレイちゃん、次しゃべりたいの?』
ユウレイちゃん『ワタシがお送りするのは、身の毛もよだつ幽霊のお話・・・・・・。』
ツキツキ『(怖そう~。)』
ザシキワラシちゃん『ツキツキ、しっかりしてあれは、ユウレイちゃんよ・・・・・。怖いわけないでしょ。』
ユウレイちゃん『それは・・・・・ワタシが・・・・・とあるアパートに一人で住んでいたときのこと・・・・・・。』
シュゴレイちゃん『・・・・・生前のお話でしょうか?それとも・・・・?』
ユウレイちゃん『・・・・・・ワタシの部屋に見知らぬ人が引っ越してきた・・・・・・。』
シュゴレイちゃん『・・・・・現在に近いお話ですわね・・・・・。』
オンネンちゃん『そうみたいね・・・・・家賃を払って住んでいたわけではないようね・・・・・。』
ユウレイちゃん『・・・・・・一人の中年男性だった・・・・・・。』
ハイゴレイちゃん『同棲~同棲って言うんでしょ、そういうのって~。』
ユウレイちゃん『その人は、何日たってもワタシに気づかず朝早く仕事に出かけて、夜遅くに帰って来て、
寝るだけの生活・・・・・・。』
オンネンちゃん『・・・・・そういう人っているよね~。・・・・』
ユウレイちゃん『・・・前にいた人は、ず~っといたのに・・・・・・前にいた人は、むっちゃ早く気がついたのに・・・。』
ツキツキ『(そうなんだ~。)』
ユウレイちゃん『・・・・でもワタシに気がつくとすぐに出て行っちゃって・・・・・・。』
ハイゴレイちゃん『ユウレイちゃん、おどかした?おどかしたの?ねぇ~おどかしたの~?』
ユウレイちゃん『・・・・・何人も、何人も・・・・・ワタシのところから去って行ったわ・・・・・・。』
ザシキワラシちゃん『ユウレイちゃん、役になりきってるね・・・・・。』
ツキツキ『(本人の話だもん・・・・。)』
つづく