こんにちは、なまこのおやです。
なんやかんやで・・・・・・夏です。
幽霊話で涼しくなって見る・・・・・?
ザシキワラシちゃんちでお茶しているハイゴレイちゃんです。
そんなことばかりしていると、オンネンちゃんに怒られちゃうよ~。
ハイゴレイちゃん『せみがうるさい!!』
ツキツキ『(何?ハイゴレイちゃん、暑いの?幽霊なのに?)』
ハイゴレイちゃん『う~ん、別に暑いわけじゃないんだけど、何か~せみの声を聞くとアッーって
感じがするのよね~。そういえば・・・・・・ツキツキも暑そうね~。』
ツキツキ『(うん、暑いよ~。)』
ハイゴレイちゃん『でも平気な顔してるね・・・・・。見てるこっちが暑くなる~。』
ツキツキ『(心頭滅却すれば火のまた涼し・・・・・よ。気合が足らないのよ、気合が!!)』
ハイゴレイちゃん『そんなもんかな~?うううん、やっぱり、ツキツキは暑いよ、その毛皮。』
ツキツキ『(暑い・・・・・?毛皮・・・・・?夏に・・・・毛皮は・・・・・厚い・・・・・?)』
ハイゴレイちゃん『???』
ツキツキ『(暑い・・・暑い・・・暑い・・・)』ドタンッ・・・・・。
ザシキワラシちゃん『ツキツキ~、どうしたの?』
ハイゴレイちゃん『あっれ~ツキツキ・・・・・だ~言ったでしょ。毛皮は暑いって・・・・。きっと日射病よ。』
ザシキワラシちゃん『ハイゴレイちゃん、あなたツキツキに暑いって言ったの・・・・?』
ハイゴレイちゃん『えっ、暑いって?言った・・・・・。』
ザシキワラシちゃん『ハイゴレイちゃんのバカ~。』
ハイゴレイちゃん『何よ~。ぶしつけに~。』
ザシキワラシちゃん『ツキツキには、暑いって言葉は禁句なの~。』
ハイゴレイちゃん『何でよ・・・・?』
ザシキワラシちゃん『暑い夏を乗り切れるように、ツキツキには催眠術をかけてるの。
毛皮のことを忘れさせて・・・・。涼しいって思い込ませて・・・・・。
それなのに・・・・それなのに・・・・ハイゴレイちゃんは・・・・・
言ってはいけない一言を・・・・・いとも簡単に・・・・・バカ~。』
ハイゴレイちゃん『え~、ミーそんなこと聞いてないよ~。言っといてくれないと・・・・・・。』
ザシキワラシちゃん『そんなハイゴレイちゃんが気象の話をするなんて思わないじゃない・・・・?』
ハイゴレイちゃん『気象って・・・・何?・・・・・天気の話と言って・・・・・。』
ザシキワラシちゃん『・・・・大変、ツキツキすっごい熱。ハイゴレイちゃん、タオルタオル、濡れタオルちょうだい。』
ハイゴレイちゃん『はいはい。』
・・・・・・・・・。
なんやかんやで、ハイゴレイちゃんはザシキワラシちゃんとつきつきの看病をするみたいです。
でなんやかんやでオンネンちゃんに頼まれたことなんてすっかり、忘れちゃったよね、ハイゴレイちゃん。
つづく