5月28日付け発行ユウレイちゃん新聞
こんにちは、なまこのおです。
・・・・オンネンちゃん・・・・・オンネンちゃん・・・・・。
どうやって呪いの募集を募るつもりなのでしょうか?
宣伝といっても・・・・ねぇ・・・・。
・・・・・・・・・。
ここはザシキワラシちゃんのお屋敷。
オンネンちゃん『・・・・ザシキワラシちゃんいる・・・・・?』
ツキツキ『ズッ(オンネンちゃん、いらっしゃい。何か久しぶりだね。ザシキワラシちゃんはパソコンやってるよ。)』
オンネンちゃん『ちょっとお邪魔するね・・・・・。』
ツキツキ『ズッ(今お茶入れるから。)』
オンネンちゃん『ツキツキ、ありがと。ザシキワラシちゃん、ちょっと相談があるんだけど・・・・。』
ザシキワラシちゃん『何?オンネンちゃんが相談?珍しいね。』
オンネンちゃん『最近めっきり、呪いの依頼が減ってて・・・・・。』
ザシキワラシちゃん『何~ライバルでも出現したの?』
オンネンちゃん『・・・・・・んー。地○少○のせいかも・・・・・・。』
ザシキワラシちゃん『まさか・・・。で、どうするの?』
オンネンちゃん『で宣伝でもしようかなって思って・・・・・・。』
ザシキワラシちゃん『宣伝って・・・・?忘れたの?ウチらは、幽霊だよ。(ウチは妖怪だけど・・・・。)
人間に対して宣伝なんて出来るわけないじゃない。』
オンネンちゃん『わかってる・・・・。でもね、今依頼に来る人は、この町の人だけ・・・・。
その範囲を広げればもっと依頼が来ると思うんだ。』
ザシキワラシちゃん『オンネンちゃんはマイナーだもんね。』
オンネンちゃん『うん・・・・・・。って、マイナーって何よ?』
ザシキワラシちゃん『あらっ、びっくり。オンネンちゃんも乗り突っ込み出来るんだ。』
オンネンちゃん『じゃなくて、ネットってアタシたちの味方じゃない・・・・・?』
ザシキワラシちゃん『えっそうなの?』
オンネンちゃん『だって匿名性が高いし、現にザシキワラシちゃんだってやってるんでしょ?』
ザシキワラシちゃん『じゃあさ、一緒にやる?』
オンネンちゃん『うん、やる。』
・・・・・・。
やるって何を・・・・・・?
つづく