こんにちは、なまこのおやです。
ハイゴレイちゃんは・・・置いていて・・・・・。
あらっレイバイシくんです。どこかに行くみたいです。
大きな荷物を持っています、どこか遠くにでも行くのでしょうか・・・・・・？
あっ・・・・・わかった・・・・・。
・・・・・・・・。
ツキツキ『(・・・ねぇねぇザシキワラシちゃん、レイバイシくんがいるよ・・・。)』
ザシキワラシちゃん『んっ？ホントだ・・・・。大きな荷物・・・・。どこ行くのかな・・・・？』
ツキツキ『(もしかして・・・・引越し・・・・？)』
ザシキワラシちゃん『・・・まさか・・・・。ん～？ちょっと通報しとこうか・・・・？(携帯出して、ピッ。)
もしもしケイサツくん？いつもの酔っ払いが大きな荷物を持って駅の近くをうろうろしてるよ。とっても怪しいの～。連行して!!』
ツキツキ『(ケイサツくん、何て？)』
ザシキワラシちゃん『すぐ来るって。』
・・・・・・・・。
レイバイシくん『・・・・・はぁー・・・・・。』
・・・・・・・・。
ツキツキ『(レイバイシくんなんか元気ないね。)』
ザシキワラシちゃん『・・・・・う～ん。元気がないというか・・・・・生気がないというか・・・・・なんか幽霊みたいね・・・・。』
ツキツキ『(ケイサツくんが来る前に電車に乗っちゃったらどうする？)』
ザシキワラシちゃん『・・・・どうするって行っても・・・・ねぇ。・・・・でも乗る気配ないよ・・・・。』
ツキツキ『(何か考え込んでるね。)』
ザシキワラシちゃん『・・・・う～ん。あんなレイバイシくん珍しいね。』
ツキツキ『(何があったんだろう・・・・心配だな・・・・。誰かに連絡する？)』
ザシキワラシちゃん『・・・・誰かって誰に・・・・？』
ツキツキ『ユウレイちゃんとか、オンネンちゃんとか・・・・？』
ザシキワラシちゃん『あの二人はダメだよ・・・・。いつも追い回されてうんざりしてるから、
レイバイシくんがいなくなるって行ったら、逆に喜ぶよ。』
ツキツキ『(じゃあ、シュゴレイちゃん？)』
ザシキワラシちゃん『役立たずのシュゴレイちゃん？』
ツキツキ『(ん～。じゃあ、どうするの？)』
ザシキワラシちゃん『ツキツキ・・・・何故ハイゴレイちゃんをとばす・・・・。』
ツキツキ『(・・・・だって・・・・ハイゴレイちゃんはうるさいだけだし・・・いいかなと思って・・・・・。)』
・・・・・・・・・。
フラフラ～、フラフラ～、フラフラ～、フラフラ～・・・・・。
ツキツキ『(あっケイサツくん来たよ・・・。)』
ザシキワラシちゃん『・・・・・ハイゴレイちゃんもね・・・・・。』
ツキツキ『(ホントだ。ケイサツくんに乗ってる・・・・。)』
つづく